2010年4月7日水曜日

「『ぷっ』すま」に異変 深夜枠で視聴率絶好調

SMAP草なぎ剛(35)とユースケサンタマリア(39)が番組を進行していく、人気バラエティ「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)の視聴率で不思議な現象 が起こった。19時からの3時間スペシャルと23時15分から1時間の通常放送があった30日、ゴールデンタイムの視聴率が9.3%だったのに対し、深夜 枠での放送が13.0%を記録したのだ(いずれもビデオリサーチ調べ)。

ちなみに、主なゴールデンの同時間帯番組の視聴率は以下の通り。

14.1%『さんま&所の大河バラエティ超超近現代史!人間は相変わらずアホか!?』(日本テレビ系・19:00~23:18)13.9%『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系・19:00~23:24)

 裏番組が強力だったこともあるが、一桁では合格ラインとはいえない。面白いのは、深夜での13.0%が、数分だけ時間帯の被った上記の2番組とさほど変わらないということだ。

深夜番組がゴールデンタイムに移動し、早期終了を迎えるケースは多々ある。これまで「『ぷっ』すま」はゴールデンタイムで何度も放送され、2ケタを超える 視聴率を数多く記録していた。ただ、ここ最近は1ケタのケースも出てきており、今回も芳しくない結果となった。だが、深夜枠で13%はかなり高い。「深夜 で実験して、ゴールデンタイムに移行する」というテレビ業界の定説があるが、今回はこの定説が完全に崩れた形となった。

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